自動車保険を解約した時、保険料の支払いによって

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廃車に伴って自動車保険を解約するとき、本当に解約するかどうかを、
返戻金の額によって決めるという人もいるかもしれません。
なるほど、確かにそれは賢明なことです。

 

 

自動車保険の解約時における返戻金の額は、
保険料の支払い方によって受け取れる額が異なります。

 

 

したがって場合によっては返戻金が少なくなることもありますので、
解約しないで中断にしたほうがいいということがあります。

 

 

保険返戻金の受取額が少なくなる場合

自動車保険料の支払いが年払いの場合は、
残り契約期間分を月割り計算で返金してもらえますが、
「短期率」の場合にはこうはいきません。

 

 

短期率での自動車保険は、その内容と支払いシステム上から、
受け取る返戻金が少なくなるのです。

 

 

年払いでの保険のように、残り期間が半年だから
半年分の保険料受け取りとはならず、それよりうんと少ない割合での
返戻金を受け取ることになります。この点はよく注意して見ておきましょう。

 

 

自動車保険解約での返戻金について

年払いにしろ、短期率にしろ、自動車保険解約時にもらえる返戻金は、
あくまで支払い済みのお金のうち、契約未経過分が戻ってくるだけのことです。

 

 

別に経済的なプラスがあるというわけではなく、ただの返金と考えることが
できます。それどころか、自動車保険の解約はデメリットのほうが多いといえます。

 

 

例えば、等級の差し戻しです。誰もが6級から始まる保険の等級ですが、
完全に解約してから新規に契約すれば、その時にはふたたび6級から
始めなければならないのです。

 

 

これは保険解約の大きなデメリットであることを、覚えておく必要があります。

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